【DJつづきともみ】ライブハウスに人を戻す。
▼斬るえむグランプリ2021の応募が全て終わりました。今の気持ちを教えてください。
わたしの頭の中だけで作ってたイベントが、予想通り…いや予想以上に盛り上がって本当に安心しました!
こんなに全国から応募が来ると思わなかったですね。
そして応援してくれる方も本当に多くて感動しました。
▼なぜ斬るえむグランプリを開催しようと思ったんですか?
目的は1つ。ここで初めて言います。
「ライブハウスに人を戻すため」です。
2020年3月に斬るえむ総会を開催した時、まさかこれがみんなで自由に遊べる最後の日になるとは思っていなくて。
それから自粛が始まってまさか今日まで約1年半もかかるとも思ってなかったんですが、ただがむしゃらに活動は続けてきました。
しかし、配信イベントや毎日ツイキャスをやっていく中で、1つ大問題が起きたんです。
それは「現場でのイベントにお客さんがこない」ってこと。
びっくりするくらい来客数が減りました。
そりゃそうだよな、と思いつつ、周りで閉店していく店舗が増えてきて、他人事ではないと焦ったのを覚えています。
約3ヶ月かけて考えたのがこの「斬るえむグランプリ」です。
この案なら、みんながライブハウスに来る理由が増えるなって確信してました。
▼斬るえむメンバーの反応はどうでしたか?
斬るえむグランプリを斬るえむメンバー全員にプレゼンした日は本当にドキドキしました。
こんな無茶な案、通らないだろうな〜って思っちゃってたんで。
信用してないとかじゃなくて、熱量が違ったらどうしようって不安だったんです。
しかしそんな心配を他所にメンバーの8割は好感触。これは素直に嬉しかったな。
2割は変な顔してましたね!(笑)
斬るえむでそんなことできるの?なんでつづきさんそんな自信あるの?って顔。
逆に、やってよかったって思わせてやろう!って気合い入りました。
▼「斬るえむグランプリ」の名付け親は誰ですか?
実は最初は「斬るえむチャレンジ」って名前だったのですが、発案プレゼン後に当時在籍していたスタッフが自分のイベントで「〇〇チャレンジ」を使用してしまい…
その時、斬るえむチャレンジってすごい良い名前だったのに…とすごくショックを受けました。
わたしこんなことでめげるんだって思ったけど(笑)
でもその後メンバーの方がめげてなくて。
全員で名前を決めました。すごいスピードで決まって、
お察しの通り「M-1グランプリ」を真似ることに決定。
今ではその名前がこんなにも浸透して、あの時メンバーが助けてくれてこの名前があるなって感謝してますよ。
▼グランプリ審査員としての立場は慣れてきましたか?
審査は毎回楽しいです。そりゃ落とすのは心苦しいですけど、
選んだ2人がこの先新しい経験をするんだっていう方がワクワクしました。
発表のMCもわたしがしてますけど、アレ、わたしじゃないとできないよねたぶん。
みんな純粋な心持ってるんで泣いちゃいそう。わたしはサイコパスなので…
▼自分が選んだDJの印象を教えてください。
まず、早めに応募してきてくれた子が印象に残りました。
審査まで時間があるので何度も見れるんですよね。
なりふり構わず出してくるからこっちも「おっ!」ってなる。
次に、自己プロデュースがうまい子が好きなので、自分らしさを出せてる子を選びました。
その方法がDJでも動画でもパフォーマンスでもいいんだけど、誰とも違ってたり個性出せてると見ててワクワクします。
逆に、自分自分って自分ばっかりで周りが見えてない子はそんなにでしたね。これすっごい難しいんですけど(笑)
わたし自身が自己プロデュースで培ってきたものをしっかり相手にも適応しないと失礼だと思ってて。
なんで真剣に、ちゃんと上から目線で、選びました。
▼一番印象に残っているシーズンと、その理由を教えてください。
シーズン2ですね。
受かった8人が全員男ですげえ泥臭い試合してて(笑)
まさに青春、スポーツ漫画見てる気分でした。
あと、悔しさや意外さっていうのもすごく表に出ていた回。
いつも8人全員と話すんだけど、この日の8人が一番、堅い握手をした。
いや~~~シーズン2映画化したいわ~~~~!!(笑)
▼いよいよグランプリ最終のシーズン4ですが、どんなイベントになりそうですか?
まったく予想つかないです!
逆に1~3まではなんとなく予想ついていたので、今回純粋に楽しみです。
2021年のグランプリ、まさか最後の最後で予想できないとは。楽しみすぎて審査員放棄したくなるかも。
▼最後に、応募してくれた方々へメッセージをお願いします!
応募者58名の皆様、本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした。
動画審査という今までにない応募方法だったにも関わらず、こんなにも応募していただけて心から嬉しいです。
各応募動画もRTやいいね、コメントも増えていて、新しいアプローチに気付いてくれたならもっと嬉しいです。
このシーンを、まだまだ変えていきましょうね。
interviewer KJ / RENN
Photo エミカ / みきてー / すぎ
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